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【すぐやることは、日々の心の負担を軽くするだけでなく、自己実現の扉さえ開く】
- ポイント1 「すぐやる人」になれば人生逆転できる
- ポイント2 「ご褒美」でモチベーション爆上げ
- ポイント3 すぐやるために部屋とパソコンの整理整頓
◆目次◆
第1章 すぐやる人は「ちょこっとだけやる」のがうまい
第2章 すぐやる人は「アメとムチ」を上手に使いこなす
第3章 すぐやる人は「モノ」と「心」の整理がうまい
第4章 すぐやる人は「伝え方」を心得ている
第5章 すぐやる人は「頼る」のがうまい
- 読んだきっかけ
- こんな本です
- ポイント1 「すぐやる人」になれば人生逆転できる
- ポイント2 「ご褒美」でモチベーション爆上げ
- ポイント3 すぐやるために部屋とパソコンの整理整頓
- こんな人にオススメ
- レベル
読んだきっかけ
ツナグ図書館の活動を通じ、PHP研究所様よりご恵贈いただきました。
ありがとうございます。
こんな本です
著者の三上美幸さんは、おうち起業コンサルタントとして年商2億円。多数のクライアントを成功に導いている方です。
でも、決して順風満帆の人生ではなかったといいます。
極貧の家庭環境に育ち、派遣社員をしていた26歳のときにうつ病を発症。
結婚後、起業した三上さん。成功の鍵になったのが「すぐやる習慣」でした。
もともとは「先送り」するタイプだったそうですが、初期のクライアントさんに「仕事が遅い」と言われたことをきっかけに、すぐやる人にシフト。
そこから、人生ががらりと変わったのだそうです。
この本では、すぐやる人になるにはどうしたらいいのか、そのコツが学べます。
タイトルからイメージする以上に守備範囲の広い、奥の深い本でした。
ポイント1 「すぐやる人」になれば人生逆転できる
三上さんが「すぐやる人」になったのは、成果を求めるといった一般的な考え方とは少し違っていたそうです。
私の場合は……「ラクをするため」と「不安にならないため」に行動していた結果、「すぐにやっていた」に過ぎないからです。
(中略)
先送りが積み重なると、精神的な負担が増え、ストレスとなり、余裕がなくなります。だから、どんなことでも先送りせずにすぐにやってしまおう、と行動するようになったのです(P14)。
確かに、先送りが積み重なったときの心身の負担はとても大きいですよね。
この「苦痛を避ける」という考え方から始めた行動だったとしても、きちんと結果は出せるのです。
先送りにすれば、やらなくていいのでラクチンです。
先送りにすれば、時間ができて、遊びに行けます。
先送りにすれば、決断せずに済むので、悩みから解放されます。
けれども、それはほんの一時の「ラク」でしかありません(P15)。
結局、ツケで買い物をするようなもので、その皺寄せは未来の自分が引き受けることになる。
一時しのぎのラクではなく、人生が楽しくなる未来のラクを取りましょう。
三上さんの人生大逆転は「すぐやる人になる」と決めて行動したことがきっかけ。
あなたにも、私にもできるはず。
ポイント2 「ご褒美」でモチベーション爆上げ
面白いな、まねしたいなと思ったのがこちら。
私は起業初期から現在に至るまで、段階的に目標を設定し、それを達成するたびに「ランクアップしたご優美を楽しむ」スタイルを続けてきました(P87)。
「ご褒美を用意する」というのはよくありますが、この本で紹介されているのは、「ランクアップ」という考え方がわかりやすい。
三上さんは最初から「〇〇を達成したらアフタヌーンティを楽しむ」というご褒美を決めたのですが、最初はお手軽な値段のものに。
その後、達成した目標のスケールに応じてラグジュアリーホテルでのアフタヌーンティにランクアップ。
次々とご褒美はランクアップしていき、今では「ラグジュアリーホテルに宿泊」になったそうです。
もちろん、大きなご褒美だけではなく、日々のプチご褒美も用意。
仕事が終わったら好きなゲームをやったりマンガを読む。
目標を達成したら大好きなスイーツを食べる(P88)。
ご褒美を設定するメリットには、次のようなものがあると三上さんは考えています。
【ご褒美を設定するおもなメリット】(P87-88)
・仕事への集中力が高まる
・やる気が継続しやすくなる
・達成感をしっかり味わえる
・ストレスの軽減につながる
・自己管理能力が鍛えられる(目標→達成→報酬のサイクル)
このプロセスこそが、日常においても、ビジネスにおいても成長を促し、モチベーションを維持する秘訣だと考えています。単に「頑張る」ではなく、「目標→達成→報酬(ご褒美)」というサイクルが、ビジネスの成長に大きな役割を果たしてくれました。「すぐやる人」になるために必須の要素ともいえます(P88)。
こんなに「ご褒美」って大事だったんですね。やってみたくなりませんか?
ただし、注意点も。
ご褒美の先取りもNG。目標を達成する前に自分を甘やかしてしまうと、モチベーションが続かなくなり、すぐやる人の天敵「先送り」の原因にもなります(P94)。
「これができたら動画を1本見よう」といったプチご褒美を先に享受してしまうと、なんと「先送り」を助長してしまうのだそうです。
ご褒美はご褒美として、しっかり楽しみましょう。
ポイント3 すぐやるために部屋とパソコンの整理整頓
「こんなことまで?」と思いましたが、意外に侮れないのが空間と頭の関係。
著者はうつ病の経験から敏感なのかもしれませんが、空間が片付いていないと、頭も回らないといいます。
すぐに行動に移せない理由のひとつとして、「環境の乱れ」があります。
部屋やパソコンのデスクトップが散らかっていると、思考がまとまらず、作業に取りかかる意欲が削がれます(P130)。
整理整頓された空間は、思考をクリアにし、すばやく行動する土台となるため、ここは大切にしたい。
見つからなければ、「あとでやろう」と先送りすることになり、重なれば「先送り」が習慣化してしまいます(P131)。
つまり、いつまでも「すぐやる人」にはなれない。
散らかっているとやる気が出なくなるので、先に片付けることを三上さんはすすめています。
といっても、大まかに、自分がわかればOK、というゆるいものです。
デスクトップは月に一度整理する。
日々持ち歩くスマホは、もう少し頻度が多めに、スキマ時間に整理する。
本で紹介されているのは、長年お仕事をされている人ならではのルールだと感じました。
興味のある方はぜひ、手にとって読んでみてください。
こんな人にオススメ
「つい先送りしてしまう…」と感じているすべての人に役立つ1冊。
著者のうつ病の経験から、メンタル面のコツもくわしく解説されているので、メンタルが不安定になりやすい人には特におすすめです。
レベル
守 すぐできることばかりなので、やってみようと思えます。
私のアクション:やるべきことを細かく分け、ひとつひとつに小さなご褒美をつける
先送りが積み重なると、精神的な負担が増え、ストレスとなり、余裕がなくなります。だから、どんなことでも先送りせずにすぐにやってしまおう、と行動するようになったのです
— やすこ (@yasuko659) 2025年7月15日
——
『結局、「すぐやる人」がうまくいく』 三上美幸
PHP研究所 pic.twitter.com/rr1KuoeMEI
※この本のメモはありません
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